耐熱スコープは、製鉄、ガラスなどの高熱炉内部の観察が可能です。

特徴

●耐熱スコープは、製鉄、ガラスなどの高熱炉内部の観察が可能です。
●目視による検査 耐熱温度 最大2,500℃(これ以上の温度についてはご相談ください)。
●最大長さ 2,500㎜。
●冷却方法 水、空気または窒素による冷却。
●対物レンズのクリーニングシステム。
●炉などへ設置するための固定フランジ。
●観察に最適な視野方向の選択。
●最新ビデオ技術による撮影と画像記録。
●内視鏡を用いた観察によって製造工程の安産性強化や検証が可能。

用途

●自動車、航空機などのエンジン、油圧ブレーキ部品の内部検査
●鋳造品の内部検査
●溶接部の内部検査
●金属溶解炉内
●ガラス溶解炉内
●ゴミ焼却炉内
●発電所燃料室
●各種エンジン燃焼室 等

使用イメージ


温度による耐熱スコープの仕様

使用温度(℃) 外套菅径(mmφ) 圧力 照明 空冷 水冷 視野方向(度)
150℃~ 15,20,25 0,90
400℃
400℃~ 15,20,25 0,90
600℃ 20,25,35
600℃~ 20,25,35 要/不要 0,90
800℃ ~4MPa ※3 要/不要
~1200℃ 20,25,35 ~4MPa ※3 不要 0,90
~1800℃ 25,35 ~4MPa ※3 不要 0,90
~2200℃ 35 ~6MPa ※3 不要 0,90

※1:7Ba以上の環境、または、ススなどの多い雰囲気で必要となります。
※2:防爆タイプ可能です。(防爆のクラスについては別途ご相談)
※3:0.5MPa 以上の圧力差のある場合、内管が必要となります。